トレーニーであり、健康に敏感な筆者が直面している問題の一つが、質の高い睡眠の確保です。そこで今回、私が取り組んだのは、最新のトレンドであるウエイトブランケットの中でも注目されている、ニトリの重い毛布を利用して睡眠の質を向上させる試みです。この記事では、ウエイトブランケットの効果が本当にあるのか、具体的なデータを交えて解説します。最新の健康トレンドに迫りつつ、睡眠に焦点を当て、その真実を明らかにします。
ウエイトブランケットはどのような効果があるのか
ウエイトブランケットは、その重みによって体に深い圧力をかけ、これが身体や心理的な健康にいくつかの効果をもたらすと言われています。以下に、ウエイトブランケットの主な効果を解説します。
ディーププレッシャーの提供
まずディーププレッシャー何かというと
ディーププレッシャー(Deep Pressure)は、体にかかる深い圧力のことを指します。これは、ウエイトブランケットや圧縮衣など、一定の重みや圧力をかけるアイテムを使用して得られる効果です。
ウエイトブランケットは、体全体に均等な圧力をかけることで、ディーププレッシャーを提供します。これにより、深い筋肉や関節に圧力が加わり、緊張が和らぎます。このディーププレッシャーは、リラクゼーションを促進し、日中のストレスを緩和するのに役立ちます。
セロトニンとメラトニンの増加
ウエイトブランケットの使用は、セロトニンとメラトニンといった重要なホルモンの分泌を促進すると言われています。セロトニンは幸福感を増進させ、メラトニンは睡眠の質を向上させます。これにより、よりリラックスした状態で眠りにつくことが期待されます。
不安とストレスの軽減
ウエイトブランケットが提供する深いプレッシャーは、神経系を安定させ、不安やストレスの軽減に寄与します。これは、安定した状態の神経系がリラックスをもたらし、心地よい睡眠をサポートする助けとなります。
睡眠障害の緩和
ウエイトブランケットは、睡眠障害や不眠症に悩む人々にとって効果的であるとされています。ディーププレッシャーとホルモンの調整が組み合わさり、睡眠の質を改善することが期待されます。
自律神経の調整
ウエイトブランケットは、自律神経系を安定させる働きがあります。これにより、交感神経と副交感神経のバランスが整い、心地よいリラックス状態を促進します。
ウエイトブランケットの具体的な効果は個人差がありますが、これらのメカニズムを理解することで、その利用が睡眠やリラックスに与える潜在的な利点を把握できます。
参考文献
https://lagom-japan.co.jp/wp-content/uploads/2019/04/sleepmedicine-2-1022.pdf
検証に使った商品
重さが二種類あり筆者は7キロの重い方を使用しました。
検証に使ったガジェット
今回はオーラリングという睡眠の質の測定や心拍数、活動量、体温などの生体情報を計測し、スマートフォンや専用アプリを介して確認できるガジェットです。
検証一日目
一日目の記録
前日の記録
前日の記録と比較すると深い睡眠の部分が少し改善されていました。
体感としては7キロは流石に重すぎたみたいで悪夢を見たり朝方に目が覚めたときに息苦しさを感じました。
一日目で5.5キロの方に変えようか悩みましたが、データでは少し改善が見られたので検証を続行することに決めました。
検証二日目
二日目の記録
二日目も使用前の記録と比べるとなかなか良い記録になりました。重さになれたこともあってなのか一日目の記録と比べても良い記録になっていました。
体感としてはまだ若干重さや息苦しさを感じるものの一日目と比べると少しなれたかなという印象でした。
検証三日目
三日目の記録
三日目の記録は下がってしまいました。これといった原因はわからなかったです。
考察としては体が重い毛布に慣れてしまって効果が薄れてしまったのではないかと思います。
体感としてもあまり良くなく、慣れたとはいっても毛布が重いなと感じました
検証四日目
四日目の記録
四日目は外出していたこと、お酒を飲んでしまったこともあって睡眠のタイミングがずれたことなど睡眠に悪影響なことが多く記録は下がってしまいました。
体感としても毛布のことは関係なしに悪かったです。
五日目の記録
五日目の記録
この日は外出してしまったため睡眠時間が大幅に遅れてしまいました。
睡眠の体感としてはそこまで悪くなかったもののデータで見るとかなり悪かったです。
ベッドに入ってから寝付くまでは毛布の重さは心地いいのですが、朝方に目が覚めたときに毛布が重くて苦しいと感じることが多いです。
検証六日目
六日目の記録
六日目の記録も総合的に見るとあまり良くない結果になってしまいました。
しかし深い睡眠がしっかり取れてるので体の回復という面で見ると良かったと思います。
体感的には頭のスッキリ感は少ないものの体の回復具合はなかなか良かったです。
しかし毛布の重さは重いと感じるままでした。
徐々に慣れていくと思ったのですが、最初の三日目くらい感じた重さからそれ以上に慣れることはなくなってきました。
検証七日目
七日目の記録
七日目の記録は大きく下がってしまいました。
原因は特に思い当たることもなかったです。
体感は依然として悪いままでやはりこれ以上重さになれることはないようです。
検証八日目
八日目の記録
八日目の記録は一日前の記録と比べると多少いいですが、どちらかというと悪い記録になってしまいました。
睡眠の体感としてはさほど悪くはないですが、毛布の重さの体感は依然重く苦しい印象です。
検証のまとめ
検証の初めの方は記録も良くて効果もあると思ったのですが、日を追うごとに効果が薄れていく印象でした。
重ければ重いほどいいと思い7キロの方を買ってしまったのですが、5.5キロの方ならもう少しいい結果になったかもしれません。
しかし初めの方の結果が良すぎただけで後半も効果はなかったわけではないので試す価値は十分にある商品だと思いました。
この商品をおすすめしたい人はまず睡眠の質を少しでも良くしたい方です。
睡眠の質を上げる行動は数少ないのでこの毛布は試すに値する商品だと思います。
次におすすめしたい人は夏でもある程度重さのある布団を掛けたい人です。
筆者もそうなのですが、夏は暑いからといってタオルケットだけかけることがあると思います。
でもタオルケットじゃ軽すぎると感じる人が一定数いると思います。
そんな方にはこの重い毛布はマッチするんじゃないかと考えます。
以上がニトリの重い毛布を試してみて感じたことでした。
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